「肩の痛み」でお困りではありませんか?
小島鍼灸整骨院では、あなたの辛いその肩の痛みをやわらげる 各種施術をご用意。 からだの歪みやバランスの崩れを根本から改善していきます。
●事務やPCでの作業で肩こりがひどくてつらい
●背中や腰のあたりが痛く長時間座ることができない
●他の人に左右で肩の高さが違うと指摘される
●家事をこなす時に前傾姿勢になりがち
●目の疲れからくる肩こりで頭痛もともなうこともある
●肩が痛くて病院に通っているが治りが悪い
●マッサージを受けてもその場限りと言う感じで効果が実感できない
専門的には「癒着性関節炎」または「肩関節周囲炎」呼ばれます。おおよそ40歳代、50歳代に起こりやすいということで、「四十肩」「五十肩」の違いはありません。肩の痛みと、肩を上げることができなくなるのが主な症状です。
この症状がある場合は、四十肩・五十肩の可能性が高いです。
四十肩・五十肩は症状が長引いてしまうことがほとんどです。最初は肩片側だけに症状が起こりますが、そのうちに反対側の肩にも同じような症状が出てくることも珍しくはありません。
四十肩・五十肩になってしまった場合、何も治療を受けなくてもだいたい2年くらいで自然に痛みが消えることがほとんどです。しかし、肩は日常生活でよく使う部分であって、肩が上がらなくなると服を着替えたり、顔を洗ったりすることでも強く痛みます。痛みを恐れて肩を動かさなければ「凍結肩(フローズンショルダー)」になってしまうことが多いです。凍結肩は肩を動かさないことで、周囲の筋肉が固まってしまい、痛みは無いものの極端に動きに制限が出てしまう症状です。この状態になると生活や運動に支障が出てしまいます。
適切な治療をすることで、この状態を回避することができます。また、長くかかる病状も早く治めることが出来ます。
「四十肩、五十肩かな?」と思われたら、一度ご相談ください。
四十肩・五十肩の原因は、肩関節を覆っている袋が癒着し炎症をおこしてしまうケースが多く見られます。また肩周囲の筋肉や腱も傷つき炎症をおこしていることが多く見られます。
四十肩・五十肩は、肩を酷使する仕事やスポーツをしていることとは関係がなく、あまり動いていない方にも多くみられます。原因としては、急激な負荷よりも慢性的に肩に負担がかかっている状態または、あまり動かせていない状態が考えられます。 慢性的なものとは、例えば姿勢。肩の位置が通常よりも前に移動した状態などが考えられます。また、鞄を常に同じ手で持つ、仕事で同じ動作を繰り返したり、同じ姿勢で長時間過ごすなども四十肩・五十肩の原因になる可能性があります。 もちろん、スポーツで肩を酷使した結果起こる場合も考えられます。
急性期(炎症期):最も痛みが強い時期
慢性期
安定期
四十肩・五十肩は、その段階によって治療が異なります。 急性期では強い炎症がおこっているので、肩を動かすような治療は行えません。その場合、電気療法や超音波などを使って炎症が治まるようにします。また、強い痛みのため周囲の筋肉が硬くなってしまっています。その筋肉をほぐすことにより、痛みを緩和させていきます。
慢性期や安定期では、肩の動く範囲が広がるように肩を動かす治療を行っていきます。直接肩の関節を動かす手技からストレッチ、マッサージなどを組み合わせ肩の動く範囲を広げていきます。 また、自宅で出来る運動の指導も行ないます。
腕を上げると肩が痛む、腕を身体の横から弧を描くように上げていくと肩が痛む… これらの症状がインピンジメント症候群の特徴です。 インピンジメントとは「挟み込み」という意味です。別名「挟み込み症候群」ともいいます。インピンジメント症候群とは、腱や肩周囲の軟らかい組織が、肩甲骨と腕の骨の間で「挟み込み」がおこった結果、痛みを起こすものです。
特にローテーターカフと呼ばれる、肩を安定させるために重要な筋肉でおこることが多いです。これら筋肉は肩関節を前後から支える腱となり、肩関節を安定させています。これらの腱が肩関節に挟まることで痛みを起こすのです。
ローテーターカフ以外にも上腕二頭筋(力こぶ)の腱に挟み込みが起こることもあります。
突発的に痛めるというよりも、徐々に積み重ねで発症するケースが多いです。日常的に肩を上げたような姿勢で仕事をする職業(ペンキ塗り、建築作業など)や肩を酷使するスポーツ(テニス、野球、バドミントン、ゴルフなど)では、ローテーターカフなどが慢性的に圧迫され擦れるようになってしまい、その結果として痛みを起こすことが多いようです。
肩を60度から120度の間で上げているのが、最もローテーターカフが圧迫されるポジションとなります。この姿勢になることが多い方は要注意です。
その他にも、姿勢が崩れ、肩が前に丸まったようになると、インピンジメント症候群を起こすことがあります。
きっかけもなく肩に違和感が現れ、次第に肩を上げたときの痛みが悪化してきて、ついには鈍い痛みが昼夜を問わず現れるようになることが多い。
肩を丸めるような姿勢が多いデスクワークにしばしば見られる。
肩をよく使用するスポーツ経験者(野球などボールを投げる、テニスのようにラケットを振る競技)にしばしば見られる。
重量物を持ち上げるような労働者にしばしばみられる。
加齢によって起こってくる場合もある。
インピンジメント症候群では肩関節の動きが正常ではないケースが多く見られますので、肩関節のモビリゼーションで肩の動きを整えるとともに、マッサージやストレッチで傷ついた腱の修復を促します。また、原因が姿勢に有る場合、骨盤・脊柱の調節を行っていくのが最も良い手段です。
この症状は放置しておくと徐々に肩が上がらなくなり、日常生活にも大きな支障を来す可能性がありますので早めの治療が肝要です。